「型」を知ることが大事。

多肉植物

多肉植物といってもその種類は豊富。1万5千種はあると言われています。あのサボテンも、アロエも、多肉植物の仲間なのです。ぷくっとした愛らしい姿なのに、あまりお世話に時間をかけずともすくすくと育ってくれます。なぜなら多肉植物は、砂漠や乾燥帯生まれの植物。自らの体内に水を蓄えることができる機能を持っているのです。けれども多肉植物にも、「型」があるのはご存知でしょうか。その生まれ育った環境によって、少し違いがあるのです。それによって育て方も変わってくるので重要です。株選びの参考にもしてみて下さい。冬が育成期の「冬型」、夏が育成期の「夏型」、そして春と秋が育成期の「春秋型」です。それぞれの育成期には、土地の表面が乾いたら水やりが必要で、その他の季節には乾燥気味、もしくは断水が好ましいです。寄せ植えや、同じ環境で何株か育てようと思われている場合、何型の多肉植物なのか把握しておく方が良さそうです。

元気な株を選ぼう。

多肉植物

選ぶ際は、やはり育成期に元気な姿をしている多肉植物を選ぶのがよいでしょう。「春秋型」が種類も豊富なので、その時期に選んでみると元気な株に出会えると思います。春秋も、初め終わりの寒暖差が激しい時期は育て方も難しくなりますので、気をつけましょう。まず、葉の様子をチェックしてみて下さい。葉がぷっくりしているのは、やはり元気な証拠です。水分が少ない場合は、しわが目立ちます。また色も変色している箇所がないかよく見てみましょう。次に見るべきポイントは、葉の間の間隔です。間が空いている状態は「徒長」といって、日照不足が原因です。そのため、葉の間隔が狭く、ぎっしりとした状態のものを選ぶといいでしょう。

簡単に育ってくれるセダムとその特徴。

多肉植物

では、多肉植物の中でも特に育てやすいものを紹介します。まずはベンケイソウ科セダム属。これは先ほどお話した型で言えば、春秋型です。特徴は、プツプツと小さい葉が連なり、可愛らしい姿をしたものが多いです。多肉植物と聞いて大体の方が思いつくのが、このセダムの姿かもしれません。日光が大好きで、暑さ寒さにも比較的強いので、育て方も簡単です。セダム属の中でも「虹の玉」のように、夏はグリーンでも気温が下がり始めると紅葉をするものもあります。赤い実が密集したような姿がキュートなものもあります。また、地面に這うように育つものもあり、屋外でグランドカバーとして役に立ってくれるセダムもあります。

セダム以外のオススメ種類の特徴。

多肉植物

セダム属以外にも、パキフィツム属のものも育てやすいです。セダムの葉よりも肉厚感があり、コロンとした葉をしています。葉の中に蓄える水分量が多いので、乾燥に強いです。半透明も肉厚な葉が特徴的なツルボラン科ハオルチア属も人気がありあます。こちらは室内で育てたい人向き。少し暗くとも、自分で光を取り込もうと葉の先には半透明のレンズのような部分を持っているのです。この部分は「窓」と呼ばれています。いくつかご紹介してみましたが、まずはお店で気に入った元気そうな多肉植物を、とりあえず購入してみるのもいいかもしれません。前述したように、「型」があり育て方も違うことがあるので、購入した多肉植物の名前だけはお忘れなく。名前から、その植物にあった育て方を調べることもできます。ぜひお気に入りの多肉植物を見つけて、暮らしの中に取り入れてみて下さい。

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